Enの鳥海です。
いつもご利用頂きありがとうございます。
まずは、みなさまにオープン日のお知らせです。
明日【2月27日土曜日】よりEn 営業スタート致します。
一カ月以上に渡り休業している中もたくさんの温かいメッセージ、お問い合わせを頂き本当にありがとうございました。
明日以降、またみなさまとお会いできることを楽しみにしております。
さて、第3章をスタートする前に、8年前にここ高田馬場でお店を立ち上げた初心を改めてお伝えしておきたいと思いました。
少し鳥海節がきいてますが、お付き合い頂けるとHAPPYです。
僕は、17歳の頃焼き肉屋のアルバイトから飲食の世界に飛び込みました。料理がおもしろすぎて、大学も中退しました。
その当時の『食』はおいしければ、なんでも食べていました。
とある日の食事を例にすると、夕方賄いを食べて、ばっちり食事をして、つかの間の休憩にポテトチップにアイス、キムチ500グラム1本を食べる。
夜も賄いを食べて、ラーメンを食べて、おでんを食べる。これ本当の話です。。。
この生活ががらりと変わったのがイタリアの4年間の生活でした。
僕にとっての『青天の霹靂』という言葉はこの時のためにもあったと思います。
僕は、イタリア料理にあこがれて、古典的な料理を勉強しに渡伊したのですが、恩師に紹介して頂いた就職先がミラノにあるベジタリアンの老舗『JOIA』というレストランだったのです。
そこでは、賄いも野菜しかでてきません。野菜といっても有機栽培か自然栽培の素晴らしくおいしい野菜です。
ですが、とんでもない食生活をしていたぼくには物足りなさ感じ、夜仕事が終わると、空腹でいつもおなかがキュルキュルーとなっていました。
その当時、修行ですので、勉強がお給料みたなものなので、お金もなく、何も買えずお店のあまったパンを口に頬張っていました。
そんな生活が6カ月くらいすると、とある朝ビックリするくらい目覚めがよかったんです。
日本では急に耳が聞こえなくなったり、顔中できものが出来てしまったり、おなかをくだしていたりしていたんですが、それもまったくなく、身体も軽く、おつうじも最高なことに築き、衝撃を受け初めたんです。
心もまるで、夏の真っ青な空のような晴れ晴れとして、毎日気持ちよくいれたんです。
その時、人生で初めて
『食べるものが自分の体調に大きく左右し、人生を豊かにするんだ』
と自分の身体を通して気づいたんです。
そして、イタリア生活4年間1度も風邪をひきませんでした。
病院に行ったといえばサッカーを裸足でやっていて、瓶がおちていて足をパックリ切って縫いに行ったのと、高い所から海に飛び込んで鼓膜が破れてしまったときくらいです。
2年ぶりにに日本に帰国したことがあります。やっぱり日本人ですからお米に味噌汁食べたいじゃないですか?
飛行機降りてすぐにコンビニに立ち寄りおにぎりを購入しようと思ったんです。
手におにぎりをとると、それはおにぎりといえるかもわからなくなるくらいたくさんの物が混入していました。。。
『食、おろそかにしてたなあ。』
自分の身体にごめんね。しました。
おにぎりっていったら、米とのりと具材ですよね?
なんかすごい入ってるわあ。。。
と寂しい思いで棚におにぎりをそっと返しました。
その時に、僕がイタリアで6カ月めに感じた素直な身体の思いを日本で伝えてみたい。
『食で、人生変わるんだってー』
というのがお店のオープンのきっかけです。
長くなりました(笑)
思いやりのある飲食店を目指して、皆様と一緒に食の大切さ、楽しさ、エネルギーを感じてこれからも歩んで行きたいなと思っております。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
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